「まめの木にまた来たい!」
2週間の体験を終えて息子が言った言葉。
はるばる韓国から訪れて良かったなと思う瞬間でした。
ゆったりとした時間が流れる篠山の風土、自然豊かでのびのびと活動できる環境はもちろんのこと、何よりも1人1人素晴らしい個性を持った子供たちとの出会いが彼の中で大きかったのだと思います。
日本語がさほどできない彼にとってはきっと負担に思うことも多かったはず。
しかし、日が経つにつれて少しの日本語を駆使しながらコミュニケーションし、楽しそうに過ごす姿に成長を感じることができました。
「まめの木」には様々な大人たちも関わっていますが、みんな各自のフィールドで「自分」を表現している人ばかり。これは私にとっても彼にとっても刺激になりました。
まめの木に1日いると、じわりと心が温かくなる瞬間に出会えます。それは子供たちが持つ抑制されていない大きなエネルギーと、そんな子供達を見守りサポートする大人たちの温かい心が調和し、優しい空気を生んでいるからなのだと思います。「まめの木」は居れば居るほど心地良い空間です。
少しだけ…。一時的に体験する立場から申しますと、毎日のリズムとして大人たちだけでも朝のミーティングが1つあるといいかなぁと思ったりもしました。例えばその日にしようと思っていることや、しなければならないことなどを伝え合い、黒板で確認できるなど…。
大人にもそれぞれの時間があると思います。そのリズムを体験者も感じることができると自分も参加したり、また子供たちもそれぞれのリズムで動いている大人たちを見て、その流れに入る自由も生まれるのかなぁなどと思いました。
2週間という長い期間、体験できるチャンスを与えてくださったことに感謝いたします。
また体験期間中、私たちに協力してくださった「まめの木」の保護者の皆様、本当にありがとうございました。
また会えることを祈りながら…
チョンマル カムサハムニダ!
2018年10月23 日
投稿者 :西村 源