~まめの木の2週間~
うらやましい
どう感じた?と言われて1番に思うこと。
まめの木の子供達は本当の自由、生きる力を手に入れて育っていく
自然の中で自分たちの遊びを作る
やりたいことを自由に言えて計画をたてる
子供が主体で大人は最低限しか口を出さない
とにかく自由だった。決められてるのはミーティングと掃除。
学校教育をがっつり受けた私は衝撃の連続。
山でサバイバルごっこ、山で拾ったもので作ったピザ、秘密基地、お昼ご飯は自由な場所で好きなときにたべる、遅刻もない、散歩の途中道端で急に座り始める。
小学校に通っていれば2年3年生の子供でも
簡単な算数ができなかったり、時計がまだ読めない子もいたりひらがなも正確に読めない子もいる
でも誰もバカにする人はいない。
わからないことはわかる子が教える、教えてもらったら素直に受け取る。
教える方も上から目線になる訳ではなく教えることが当たり前で、足りないところは補いながら生活していた。
保護者のみなさんも真剣に子供のことを考え話し合い、まめの木をもっといい場所になるように協力していた。自分の子供以外でも、小さな変化に気づき声をかけてコミュニケーションをとっていて、本当に大きな家族みたいだった。そんな大きな家族に、東京から来た18歳の私を2週間という短い期間なのにまめの木の子供達と同じ様に接してくださった。
今の日本にはあまり教育の選択の自由が少ない。人それぞれ個性があり、やりたいことがある。けれど、みんな同じ教育を受けさせられ、肌に合わない子は不登校という選択をとり周りの人達からは心配される存在になる。
私も小学校中学校と休みがちな時期があった。学校が嫌いで母に学校でいつまで行かなきゃいけないの?と聞き、中学校までは義務教育と知り、中学校を卒業したら絶対に学校に行かないと決めていた。しかし成長するにつれ、高校に行かないと将来の選択肢の幅が減ることを知り、当然のように高校受験し高校生になり大学への進路を考える。
勝手に敷かれたレールに乗っかり進んでいく。
まめの木で過ごし、学校に行かなくても学ぶことはできる、と強く思った。
自分の将来をもう一度見つめ直す機会になりました。
源さんアンナさんまめの木の保護者のみなさん、そしてかわいい子供達!本当にありがとうございました!みんなの大きくなった姿をまた見に行きます!!
丹波篠山が大好きになりました!
投稿者 :西村 源