まめの木では、1年が過ぎてもまだ1つも壁に貼られたルールはありません。もちろん、裏山や棚田の下の方に行くなら大人に声をかけるとか、トランポリンは子供5人までのような簡単な安全に関わるルールはあります。ですが、どこにも書いてありません。
それが、昨日、ノートに書かなければならないほどややこしいシステムが導入されました。
お掃除ノートというものが作られました。とりあえず、子供たちに説明されたままだと、
・掃除を頑張った人はシールが2枚もらえる
・普通に掃除した人はシールが1枚もらえる
・合計20枚シールがたまると2日間掃除をしなく
ていい
・掃除をサボったり、1日の中で仲間外れや暴力をふるうとお休みシールを貼られる。お休みシールは−1枚になる。
1度20枚までたまると、次は15枚で掃除をしなくて良くなる。お休みシールをもらわずに連続でたまると、次は10枚でいいらしい。お休みシールをもらってしまうと20枚ランクに戻ってしまうらしい。
今まで、ご褒美やペナルティーというものが全くなかったまめの木。みんながやりたがらない掃除、そしてその負担やイライラがつのり、なんとか改善したいという気持ちから出て来たこのアイデア。子供たちが話し合い、自分たちで多数決をして、合意に達したシステムです。大きい子たちは小さい子にもわかるように考え、説明して、どうすれば公平かについて議論しています。
上手くいくかはわかりませんが、どうなるか楽しみです。
投稿者 :西村 源