この3ヶ月間、スクールのことをより多くの人に知ってもらうために、できるだけ頻繁にいろんなことを投稿するようにしてきました。ですが、残念なことにその殆どが日本語でした。私たちがスクール立ち上げのアイデアを出した時、支持してくれた方々のなかには日本語の読めない方も多かったのですが、活動の進行状況などをなかなか英語で報告できていなかったことを申し訳なく思っています。
フリースクールを立ち上げると宣言してからの3ヶ月間は、新鮮な体験でありながらも、とても忙しい時間でした。まず、フェイスブックの呼びかけに応じてくれた方々と、自宅でミーティングを開催しました。子供のいる方やいない方、総勢22人の方が参加してくれました。それ以来、「遊ぶ日」と題して、子供達がただ自由に遊ぶイベントとスクールをサポートしてくれる方々とのミーティングを隔週で交互に開催してきました。いろいろな人に会うために、様々なワークショップや集まりに参加しました。屋外で子供を見守ることについて、より理解を深めるために、森の幼稚園も訪問しました。
この前の週末の土曜日には、昼間には「遊ぶ日」を開催し、夜にはカレーをみんなで食べる「篠山スパイシーナイト」を開催しました。1日の間に、我が家に60人以上の人が出入りしたことになりました。その次の日の日曜日には、この4月から、私たちのスクールに来たいと言ってくれている家族の方々と一緒に大阪で「第3回これからの子育て・教育を考えるフォーラム」に参加してきました。
このプロジェクトを発足させるまで、私たちの子供達は、時々遊びに来てくれる従兄弟や友達の子供以外には2人で遊ぶことしかありませんでした。これは、ホームスクーリングを続けるよりも、スクールを自分たちで始めることの大きな要因の一つでした。もっと人と触れ合う環境を与えられないのであれば、子供にとって良い環境ではないと感じたのです。今までの、「遊ぶ日」には毎回20人近い子ども達が参加してくれ、私達は同じ年代の子どものいるたくさんの家族と友達になることができました。今のところ、7家族が春からこのスクールに参加すると言ってくれています。
毎週、このプロジェクトに参加したい、協力したいと言ってくれる人たちにお会いします。全国的に、自然栽培で果樹の栽培の講習会をされている道法正徳さんと知り合うことができ、スクールのある棚田を年中子供たちが果物を収穫できる場所にするためのお手伝いをしていただけることになりました。さらに、大阪工業技術専門学校・大工技能学科の生徒さんたちが、授業で作った木製の半坪ハウスを幾つか寄贈していただけることになりました。
私たちは、まだまだこのコミュニティの輪を広げていきます。常時、ボランティアスタッフやワークショップをしたい人、もしくはただ気軽に遊びに来て、スクールの整備などを手伝いたい人などを大募集しています。まだまだ頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いします。
投稿者 :西村 源